ダイヤモンドは大きいほど、輝き、七色の分散光、きらめきも大きくなり、その美しさは増していきます。3ミリ(0.1カラット)と6ミリ(1カラット)のダイヤモンドを比べると、一目瞭然です。しかし、小粒ダイヤモンドはジュエリーにすると、大粒のものとは異なる美しさを発揮します。その美しさを引き出すには、小粒ダイヤモンドの美しさと組み合わせの効果を考え、石留め方法と構造を理解することが大切です。
一つ一つでは小さい輝きの小粒ダイヤモンドも、それを連ねることにより、美しい輝きの連鎖を発揮します。また集合させて、一体感のある大きな輝きにすることもできます。大粒宝石と組み合わせて、その美しさを引き立てることも、調和した美しさを出すこともできます。石留めは、それらの美しさを生かす最適な方法を考えます。構造は側面や裏に空間を設け、光をできるだけ多く取り入れるなどの工夫が必要です。
デザインされたものに、ただ留めるというだけではなく、自然が創り出した個性豊かな宝石の魅力を理解し、最適な方法でジュエリーにすることが、美しさを引き出すことにつながります。「宝石の美しさが引き出されているか」、そのような点をジュエリー選びのポイントの一つにしてください。 |