お客様によりよい商品をお届けするには、明確な基準に沿った検品が欠かせません。宝石の仕入れ、宝石の美しさが引き出されるように宝石の色と見た目を揃える石合わせ、空枠の仕上がり、石留め、仕上げ、各工程でチェックが必要です。最終検品では、全体のバランスと着け心地も確認します。
理想は、それぞれの工程で不良品ゼロになる事ですが、ジュエリー製作は天然素材を使い、人間が行うため、ミス・不良も出ます。それらを見逃してしまうと、不良品をお客様に届ける事になります。後から気付いても、もう商品は出回って、お客様にとって、そのメーカーは不良品製造ブランドとなってしまいます。不良品に関して、お客様はとてもよく覚えています。それが噂となり、信頼を失うことになります。しかし、いくら気をつけていても、クレームが発生してしまいます。万が一、クレーム・不良が発生した場合、お客様の立場に立って、誠実に素早く対応すると、お客様の信頼をより一層得るチャンスとなります。
お客様は、とても良くしてもらったことも覚えていて下さるようです。その時点では手間がかかる検品も、長い目で見れば、不良品の対応に追われる費用が少なくなり、信頼に向上につながっていきます。 |