ジュエリービジネスに携わっていると、女性が羨ましく思えるときがあります。それは、宝石の装身具が時を越えて、ずっと身に着けて楽しめるものだからです。
私の好きな自動車や、消耗品と呼ばれるものは、使って楽しみ満足も得られますが、時とともに壊れたり、最新型の発売でやがて使われなくなり、廃棄処分されます。しかし、宝石の装身具は丁寧に使えば、何年たってもその美しさに変わりはなく、ガス代や駐車場代といった費用もかかりません。例えば、何か二百万円のものを買ったとしても、十年、二十年で使えなくなるものと、何十年、あるいはそれ以上楽しめ、次の世代にまで受け継がれていくものとでは、大きな違いがあります。
様々な宝石の装身具がありますが、シンプルなバンドタイプやベーシックなデザインのものは、飽きが来なくて、ずっと使えるという魅力があります。百年前にもあったのでしょうが、おそらく百年後にもあるはずです。
品質の良い素材を使った、飽きの来ない宝石の装身具であれば、永く身に着けて楽しんでもらえます。価格に対して楽しめる年数に気づくと、宝石の装身具は決して高いものではないのです。 |