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クラシックダイヤモンドリング
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宝石辞典
ペリドット (無処理)

オリビンという鉱物があります。その中にオリーブの実のような黄色と褐色を混ぜたグリーンの宝石があり、中でも貴重な物をペリドットと呼んでいます。エジプトの紅海に浮かぶ不毛の島ザバルガットが歴史的産地でした。ドイツのドレスデンの”緑の丸天井”の装飾品展示室には、大粒のペリドットがはめ込まれた険や杖が、ダイヤモンド、サファイヤ、ルビー、エメラルドと肩を並べています。昔は色が似ているため違う宝石どうしが混同されることがあったように、ペリドットも同じグリーンであることからエメラルドと混同されていたようです。

ペリドットには、他の宝石に見られない大きな特徴があります。それは複屈折率が高く、テーブル面から見ると反対側の?線が明らかに二重に見えることです。当然、宝石に厚みがあればあるほど、それは顕著になります。ルビー、サファイヤ、エメラルドも複屈折の鉱物ですが、ペリドットのように肉眼で見えるほどはっきりしません。

ペリドットは19世紀にヨーロッパとアメリカで流行し、その後あまり注目されていませんでした。しかし美しいグリーンのファセットカットを手頃な価格で楽しめる数少ない宝石として、今後再び脚光を浴びる可能性が高いものです。また8月の誕生石でもあります。硬度は6~7で、宝石としての必要な硬度も持っています。オリーブイエローからライムグリーンまでさまざまなイエローとグリーンが、反射と屈折によってモザイク模様のパターンを構成し、ペリドットの美しさの特徴となっています。次ページの写真のペリドットのモザイク模様は、非常にバランスがとれています。

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