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クラシックダイヤモンドリング
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宝石辞典
ピンク・トパーズ (加熱)

トパーズは、古代エジプト・ローマ時代から使われていた宝石です。しかし中世にはあまり好まれなかったようで、記述も見当たりません。近世になり、1678年に出版されたフランスの宝石商タベニールの旅行記「インドへの旅」には、ミャンマー(ビルマ)でルビー、スピネル、イエロー・トパーズ、サファイヤ、ヒヤシンス(ジルコン)、アメシストなどを産出し、中でもトパーズが大切な黄色の宝石であったことが記されています。18世紀にはスペインとフランスで人気が出て、ダイヤモンドが周囲にセットされたジュエリーに使われました。また19世紀のはじめには、フランスとイギリスでイヤリングやネックレスの主石として、トパーズとアメシストが人気が高かったといわれています。

トパーズは黄色のほか、無色、淡いブルー、グリーン、ピンクなどが見られ、まれに赤を産出することもあります。ピンクと赤はクロムによって色が生まれ、他の色は自然界の放射線あるいは他の元素によって生じるものです。またトパーズのモース硬度は8と比較的硬いため、研磨面がスムーズで光沢を得ることができますが、一方で劈開性が強いために研磨が難しいのも事実です。

ピンク・トパーズはローズ・トパーズともいわれ、非常に美しい宝石です。ちょうど、美しいピンク・ダイヤモンドやスリランカ産の輝きのある淡い色のルビーに似ています。ピンク・ダイヤモンドは非常に高価であり、スリランカ産ピンク・ルビー(淡い色のルビー)はカットが不揃いで、ジュエリーとしては使いにくいものが多いことから、ピンク・トパーズは価格と品質両面において他の二者より優れているといえるかもしれません。

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