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宝石辞典
グリーン・トルマリン (加熱)

トルマリンは、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と虹色の7色のすべてを産出し、色のバラエティという点ではルビーやサファイヤのコランダムを超える宝石といえます。すでに16世紀初めに、グリーン・トルマリンがブラジル・エメラルドとしてヨーロッパに輸入されていました。当時は現在のようなしっかりとした宝石学が確立しておらず、名称はずいぶんと大雑把であったことがうかがえます。トルマリンはルビーやエメラルドと混同される宝石であったためか、紀元前から使われていたにもかかわらず、その由来や伝承が少ないようです。

トルマリンは和名を電気石と呼び、熱を持つと磁石のように小さな紙片などをひきつける性質を持っています。金属でないものをひきつけるのが特徴で、よく強い光線でディスプレイしているショーウインドウでは、トルマリンが照明のため帯電し、ほこりを吸いつけていることがあります。

トルマリンはパステルカラーが美しいとされます。濃いめのもの、特に明度6以上のものは美しさに欠けています。安易に明度の高いもの=良いものと思い込むと、間違う場合があるので注意が必要です。トルマリンの魅力はパステルカラーで、グリーンも明度4ないし3のものに最も美しい色と輝きがあります。グリーンにも黄色みのもの、グリーンらしいもの、青みのものなど色みの幅は広いのですが、グリーンからブルー方向のものが特に美しいとされています。次ページの写真は典型的なブルー・グリーンの逸品です。

硬度は水晶より高めの7~71/2ですが、超音波洗浄器を使うとその振動などで石中の小さなヒビが大きく割れてしまうケースもあり、注意が必要です。

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