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クラシックダイヤモンドリング
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宝石辞典
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スター・サファイヤの交叉する3本の光の線は、信頼、希望、運命を表すといわれてきました。

次ページの写真は、姿・形のよく整ったスター・サファイヤです。普通の照明の下でも多少のスターが見えますが、ペンライトを当てると表面いっぱいに、鮮明で鋭い、まっすぐな六条の光の線が現れてきます。このスターは、石を右に傾けると右に移動し、左に傾けると左へ動きます。光の線はスター・ルビーと同様、透明度が高くなると弱まります。

スター・サファイヤは、カボションカットされたブルーとグレイのコランダムに、スター効果(アステリズム)が出るものを指します。同じ仲間であるルビーのほか、バイオレット・サファイヤにもスターが見られますが、オレンジやイエローのサファイヤには、スターは現れません。

スター・サファイヤの90%はスリランカから産出され、そのユニークさと落着きは、古くから人々に愛されてきました。

スリランカから産出されるブルーのサファイヤの多くは、スター効果があってカボションカットされるものも、ファセットカットされるものも、加熱されていない自然のままの色です。指輪のサイズ直しをする時に、このサファイヤに熱をかけてしまうと、色が淡くなってしまうケースがあるので、ジュエリー加工の技術者は特に注意を払っています。天然宝石は永遠の色を保つと思われていて、大方そのとおりなのですが、熱で簡単に変化することもあるのです。

一方、ギウダという無色に近いサファイヤの原石はシルク・インクルージョンを含み、カボションカットにすると、グレイのスター・サファイヤになります。この同じ原石を高温加熱すると、シルクは石をブルーに変化させるので、需要が多く人気の高いサファイヤに仕上げることができます。そのため、キズの少ない原石はスター効果の出るカボションカットにはせず、加熱処理をしてファセットカットのサファイヤにします。美しいサファイヤに仕上がる可能性の高いギウダは高価です。

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