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宝石辞典

スピネルの産地


スピネルはミャンマー、スリランカ、タンザニアが現在の主要産地で、アフガニスタン、タイ国、ロシアからも産出されます。ほとんどのスピネルは、原石が土砂などに運ばれて堆積した漂砂鉱床から採掘されています。



タンザニア


バイアは、ブラジルの宝石産地の中心であるミナス・ジェライス州よりも北に位置する州の名で、ここから採れるアメシストを加熱したシトリンを、バイアのシトリンと呼びます。色は淡い黄色です。比較的大きなサイズが産出され、価格はファセットカットされる宝石の中では、割安といえます。

スリランカ


バイアは、ブラジルの宝石産地の中心であるミナス・ジェライス州よりも北に位置する州の名で、ここから採れるアメシストを加熱したシトリンを、バイアのシトリンと呼びます。色は淡い黄色です。比較的大きなサイズが産出され、価格はファセットカットされる宝石の中では、割安といえます。



モゴック


ミャンマーのモゴック地方はルビーとサファイヤの産地として有名ですが、橙、緑、青、紫などのスピネルの産地でもあります。そして少量ではありますが、レッドやピンクの上質のスピネルが産出されます。また、表面が風化して磨耗した原石と、完全な正八面体の原石が産出されます。

品質の見分け方


レッド・スピネルの品質はモゴック産に見られる濃いめのものと、タンザニア産の淡めのものに分けて考えます。伝統的な濃いめのスピネルは、ルビーに似ている感じを受けますが、並べて比較してみるとパープルの入ったルビーと紅赤のスピネルの差が、はっきりとわかります。ルビーのパープル・レッドに慣れた目には、スピネルにオレンジみを感じます。

紅赤のモザイク模様の美しさを発揮しているレッド・スピネルがジェムクオリティです。淡めのレッド・スピネルには、透明度が高く、澄んだ気持ちのよい品質のものが見られます。明度のためにジュエリークオリティと判定しますが、美しさの観点からはジェムクオリティをしのぐものもあり、ジュエリーの素材として大いに活用したい宝石です。

選び方


ファセットカットの宝石は、色に関係なくその輝きが得られ、モザイク模様の美しさを楽しむことができます。しかしカボションカットで、色がグレイとなると、あまり美しさは伝わってきません。スターの出方を楽しめれば満足という方もおられるでしょうが、本来のジュエリーとしての価値は低いのです。第一に、小さくてもブルーのものをおすすめします。

第二に、普通の光でもスターの兆候があって、ペンライトなどを当てると、全面に明確で鋭いまっすぐな光の線が現れるものを選ぶことです。

またルースの場合は、カボションが高すぎるものや低すぎるものを避け、特に底の部分が深くないものを選ぶことです。

3カラットサイズのジュエリークオリティの価値は石のみで1個当たり3,000USドルが目安です。(2001年現在)

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