ジルコン、ダイヤモンド、
合成キュービック・ジルコニア
ダイヤモンドの代替品として、宝石の中で最も感じが近いものが、無色(カラーレス)のジルコンです。また人造石の中では、合成キュービック・ジルコニアが、ダイヤモンドに最も近いものです。キュービック・ジルコニアは、自然界には宝石にカットできるサイズのものは存在しません。現在はジルコンがダイヤモンドの代替品として使われることはありませんが、18世紀以来、ダイヤモンドに近い輝きを持った宝石として注目されてきた歴史があります。そこでジルコンとダイヤモンド、また合成キュービック・ジルコニアの類似点を見るために比較してみると下の表のようになります。 |
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ダイヤモンドの代替品としての
カラーレス・ジルコン
輝きは結晶の透明度、屈折率、硬度など、素材を考慮し、最適なカットが施された時に高まります。分散光は、プリズムを通った様に光が赤・橙・黄・緑・青・藍・紫に分散する現象です。ジルコンもダイヤモンドも、高い分散光を発する特性を持ち合わせています。
写真で見るとジルコンは透明度が低く、輝きもダイヤモンドに比べて弱いのですが、ペンライトを当てると、ダイヤモンドに劣らない分散光を発します。ダイヤモンドは透明度の高さと輝きが抜群で、動きとともに小さなモザイク模様がきらめき、7色の分散光を発します。 |
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ダイヤモンドの代替品としての
合成キュービック・ジルコニア
合成キュービック・ジルコニアも明るく輝き、分散光も豊富ですが、一つひとつの面の鋭さに欠けます。なぜなら、硬度の10(ダイヤモンド)と8 1/2(キュービック・ジルコニア)という差と、研磨のていねいさの相違が、一つひとつの面に現れているからです。また、ルースの状態で、同じくらいの大きさのダイヤモンドと、合成キュービック・ジルコニアをてのひらに載せてみると、重さが大きく異なり、鑑別が可能です。
合成キュービック・ジルコニアは、ジルコンよりもよりダイヤモンドに近い美しさを持っていますが、価値は低いものです。中近東では22Kに合成キュービック・ジルコニアをセットしたジュエリーが使われているので、購入する時にはダイヤモンドと間違わないよう注意が必要です。 |
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