クオリティスケールとGIAの
ファンシーカラーの呼称
ファンシーカラー・ダイヤモンドは、フェイスアップで(上から)全体を見た時の美しさと色の濃さで、品質を判定します。
GIA(米国宝石学会)のファンシーカラーの色の確定は、マンセル・システムをベースにしています。GIA方式によると、ファンシーブルー、ファンシーピンクなどのダイヤモンドは明度(Tone)2+(単純比較でgiaダイヤモンド・カラー基準のS〜Z)以上のものとなります。ただしイエローはブルーやピンクに比べて産出量が多いので、明度2+には単にライト・イエローと表記し、明度3より濃いものに各種のファンシーを冠します。色の改変処理をされたものには、カラーの等級付けをしません。
クオリティスケールの中にGIAのファンシーカラー・グレードを記すと下の表のようになります。 |
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ファンシーブルー・ダイヤモンド
下の表は21ページのファンシーブルー・ダイヤモンドのクオリティスケールを、GIAの呼称で示したものです。※は、それぞれのダイヤモンドに付いているGIAファンシーカラー・グレードの表記です。おおむね、ビューティグレードSがblue、Bがgray
blue、Dがgrayになっています。 |
ファンシーイエロー・ダイヤモンド
下の表は右ページのファンシーイエロー・ダイヤモンドのクオリティスケールに、GIAの呼称を当てはめたものです。小粒で3個ひと組なので、おおまかな目安と考えてください。
3+Bのようにfancy
vivid yellowでも透明度の低いもの、3B、3Cのようにブラウンがかかるものは、美しさが低下すると判定します。giaのファンシー・グレードは、明度と彩度の組み合わせで、fancy
vivid、fancy intense、fancy deep、fancy dark、fancy、fancy light、light、very light、faintと表しますが、必ずしも美しさに比例するものではありません。なぜなら、透明度や色相も美しさに影響するからです。 |
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品質の見分け方
すべてのファンシーカラー・ダイヤモンドにいえることですが、この宝石は透明な、輝くモザイク模様が作る全体の色と、きらめきを楽しむものなので、美しさを損なわず、耐久性に問題がなければ、キズに神経質になる必要はありません。色が良くてキズがないというものは、合成石や色処理ダイヤモンドでは見られますが、自然の創ったファンシーカラー・ダイヤモンドにはめったにないと考えたほうがよいでしょう。 |
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