このスタールビーとダイヤモンドのリングは、品格、精緻、華麗という言葉をそのままジュエリーにしたリングです。このスタールビーは鷹の爪(イーグルクロー)を思わせるような長いプロングでしっかり留められています。その回りに配列されたダイヤモンドの連鎖の美しさと、その隙間が作る空間の美しさによって、品格を高めています。宝石の美しさを引き出すには、貴金属は目立たせない方が良いのですが、外側のダイヤモンドに隣接するゴールドの線はとてもシャープで、リング全体を引き締めています。そしてよく見ると、そのゴールドの線はダイヤモンドとは離れています。
メインのルビーはカボションカットで、光を当てると六条の星(スター)が現れます。この”スター効果”をアステリズムと呼びます。シルクと言われるルチルの針状の結晶がスターの原因で、60度に交わっているルチルに光が当たると、カボション上にスターが現れるのです。このスタールビーは、赤い色、スター、それに輪郭が美しいジェムクオリティです。小粒ですが、形にこだわったマーキスや、輝きの強いラウンドのダイヤモンドがバランスよく配置され、このリングの華麗さを演出しています。 |
下のリングは、メインストーンがラウンドブリリアントカットで、実は次ページのスタールビーリングと同じスタイルです。メインストーンが、カボションカットのオーバルからブリリアントカットのラウンドに、サイズが10mmから6mmに変わったために、両サイドのV字ラインが直線になりました。両サイドが平行になり、限られた空間のデザインも変わります。このデザインはリモデル(作り替え)に適したもので、20年近くいろいろな人のオーダーを得ていると聞いています。ペアーシェイプの代わりにテーパーバゲットを使用したり、メインストーンの表情によって様々な選択肢があります。自分だけのものを求められるお客様の要求に合っている優れたジュエリーです。 |