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カボションカットと
宝石の濃淡

カボションカットは、元来半透明な素材を使って美しさを引き出し、色と姿を楽しむものです。より透明な素材を使ったファセットカットのモザイク模様の美しさとは別の、色自体の美しさの程度が品質のポイントです。現代のジュエリーでカボションカットの使われているものは10%程度ですが、かつてはカボションが主流だったのです。透明度の高い宝石が限られていたことや、ファセット(面)をつける技術に限界があったのがその理由です。

右はルビー、エメラルド、アクアマリンのカボションカットで、濃淡の程度を表したものです。明度2のエメラルド、明度1のアクアマリンは、アクセサリークオリティですが、他は通常使われるカボションのジュエリークオリティです。カボションのこの品質は、通常オイル処理されているケースが多いと考えてください。
クオリティスケール上でみた
品質の3ゾーン
 
─GQ─ジェムクオリティ
─JQ─ジュエリークオリティ
─AQ─アクセサリークオリティ
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