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形と面の取り方
ダイヤモンドは、素材の良い原石に適切なカットが施されて初めて美しい輝きが生まれます。原石の形やそのときの需要に合わせて、どういう形(シェイプ)にして、どのように面(ファセット)を付けるかが決められます。面の取り方には、ブリリアントカット、ステップカット、プリンセスカットの3つがあります。写真をよく見るとわかるように、ブリリアントカットとステップカットは、まるで別の宝石のように輝き方が異なります。
ブリリアントカットは外に向かって強い輝きを発します。すべての稜線がガードル(外周)を横切る面の取り方をするのがこのカットです。形は典型的なラウンドシェイプ・ブリリアントカットをはじめ、オパール、マーキス、ペアー、ハートなどがあります。写真の5個のいろいろな形は全てジェムクオリティのものですが、ラウンドが一番輝いているのがわかります。というのも、ラウンド以外のものには、例えばマーキスは2対1というように長辺と短辺の差があるために、全反射をしにくい部分が存在するからです。
エメラルドカットに代表されるステップカットは、上品な輝きと吸い込まれるような透明度が魅力です。ガードル(外周)に平行な面がステップ(段)状に付けられたカットを総称して、ステップカットと呼んでいます。このうち、オクタゴン(八角形)に研磨されたものをエメラルドカット、正方形をスクエア、長方形の小粒をバゲット、台形の小粒をテーパーバゲットといいます。ステップカットにすると欠点が目立ちやすいので、特に素材の良さが要求されます。
プリンセスカットは、四角い形で強い輝きを引き出すことに成功しました。比較的新しいカットで、1970年代後半に登場しました。プリンセスカットはステップカットより色が濃く見えるので、ファンシーカラーのダイヤモンドに多く見られます。 |
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