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無処理のモゴック産ルビー
 
Weight : 5.46ct
Size(mm) : L9.9×W8.5×D6.97
Mogok, Untreated
Gem Quality
産出量全体から見ると、結晶そのものが美しいルビーは古今とても少ないと言えます。そこで古くから結晶に熱を加えてより美しさを引き出す処理が行われてきました。ミャンマーのルビーの産出は、歴史の長いモゴック産と、1980年代後半から開発されたモンスー産に代表されますが、モゴック産のなかに一部加熱処理されないルビーが存在します。本来自然のままで美しく欠点の少ない宝石は処理を必要としないため、研磨だけされて、そのまま市場に出ます。 左の写真のルビーは、モゴック産の無処理のルビーです。赤色の濃淡がつくるモザイク模様のバランスが良く、その輝きはまるで炎のようです。その中でも特にピジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれるルビーは赤色がとても濃く、濃淡のバランスがよい大きなサイズのものです。
SUWAで扱う無処理のルビーは、結晶そのものが美しい「自然のまま」のルビーです。
 
主要原産国地図
無処理のルビー
 
無処理と加熱の見分け方
モゴック産ルビーで、無処理のものと加熱処理のものを比較すると、透明度に差が見られ美しさが異なります。高品質の無処理のものは透明な赤で、すっきりしていますが、加熱処理されたものは多少透明度が低く、鮮明さに欠けます。結晶が高温加熱(1600~1900℃)の影響を受け、内部や表面に変化を及ぼした結果です。顕微鏡で調べると、無処理のものか加熱処理されたものかを、ほぼ確かめることができます。
 
無処理のルビーの内部
モゴック産ルビーには、60度の角度に交わるシルク・インクルージョンが見られる場合があります。それらは自然の力によってのみつくられるもので無処理の証となります。
加熱処理されたルビーの内部
加熱処理されたルビーにはスノーボール(雪ダルマ)・インクルージョンが見られるものがあります。これらは、加熱処理によって溶けてボールのように丸くなった内包結晶です。さらに加熱の際、使用する薬品がガラス状となって亀裂に残る場合もあります。また高温加熱が結晶の一部を溶かして耐久性を低下させます。
 
 
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