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クラシックダイヤモンドリング
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宝石辞典
ムーンストーン (無処理)

昔インドでは、ムーンストーンは月の光を凝固したものだと信じられていました。ムーンストーンは幸運をもたらし、満月に口にくわえると自分の将来がわかるといわれていました。

ムーンストーンは長石の一つで、カボションカットにされ、良質のものは見る角度によって、月の光のような青みがかった帯状のミルキーな光を放ちます。長石は多くの種類があり、地殻の重量の50%を占めますが、美しい宝石になるのはそのほんのわずかなものだけです。ムーンストーンは紀元後約100年のローマ時代にジュエリーとして見られ、その後19世紀後半のアールヌーボジュエリー、そして20世紀ではカルティエやティファニーのジュエリーにも好んで使われてきました。ペリドットとともにアンティークジュエリーに非常によく使われている素材で、夏にふさわしい美しく魅力のある宝石です。また真珠とともに6月の誕生石として定着し、日本でも数年来人気の高い宝石です。ダイヤモンドを10とするモース硬度では6~6 1/2で水晶の7より低いため傷つきやすく、また劈開性が強いので、特にリングとしてつける時に強い衝撃を与えないようにすることが大切です。

ムーンストーンをカボション(凸面)に磨くと、無色のほとんど透明な石に、神秘的な青みのかかったミルキーな光(シーン)が表れてきます。このムーンストーンのシーンは、石の中の多くの層面で反射された光が互いに干渉しあって出されるもので、一つひとつの層が薄いと最も美しいブルーの効果が表れ、厚いと白色となり魅力は減少します。またカボションが山高であるほど、光の帯はキャッツアイの眼のように細く明確になります。しかしそれが極端になると、光の帯は細くなりすぎてはっきりしなくなってしまいます。写真のムーンストーンのように、かなりブルーが強く、シーンが端から端まで通っているのは貴重なものです。

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