第8回 SUWAラフダイヤモンドジュエリーコンテスト2017

2017年もラフダイヤモンド(原石)をテーマにしたジュエリーコンテストを開催いたします。今年は『メンズのコーディネートされた2アイテム』を募集いたします。アイテムはメンズ(男性用)とし、アイテムは特に限定しませんが、マッチングして身に着けられるものを2つデザインしてください。ラフダイヤモンドの美しさが引き出され、いつも身に着けられて、世代を超えて受け継がれてゆくデザインをお考えください。

今年も例年同様、一次審査でデザイン画10点を選出した後、選ばれた中より、構想、着用性、製作指示内容が優れた3点を選出後、実際のジュエリーに製作し、出来上がった3作品から最優秀賞を決定いたします。ジュエリーの製作は弊社が行います。また、意欲的なデザインをチャレンジデザイン賞として別途、表彰いたします。

ダイヤモンドは「硬く」「小さく」「時空を超えた」存在です。数十億年前に、地下150-200kmの高温高圧の下で生成され、数億年から数千万年前の活発な火山活動によって地表近くに押し上げられたものを人間が採取してきました。現代人の誕生が1~2万年前とすると、ダイヤモンドは気の遠くなるような地球時間を越えて現代に存在しているのです。

人類が始めてダイヤモンドに出会ったのは、紀元前800年頃、インドでのことです。類まれな硬さ、美しい形と光沢は、人々にとって神秘的なものであったに違いありません。お守りとして珍重された記録が残っています。

古代ローマ(紀元前3世紀)の人々は、正八面体のダイヤモンドの類まれな硬さに驚き、小さなダイヤモンドに大きなパワーを感じていたようです。ダイヤモンドは身を守ってくれると強く信じて、その想いを身に着けるジュエリーに込めました。

地上で最も硬いダイヤモンドを研磨できるようになったのは、今から500年ほど前のことですが、その頃はまだほんの少し面をつける程度のものでした。当時の人々はダイヤモンドには特別な力があり、研磨をしてしまうと、そのパワーが失われると信じていたので、研磨可能になった後も、そのままで身に着けたのです。現在のブリリアントカットが研磨されるようになったのは18世紀初頭からで、自然のままで使われていた時間のほうが圧倒的に長いのです。

研磨すると同じように見えてしまうダイヤモンドも原石の状態では千変万化の個性に溢れています。ラフダイヤモンドの大半は研磨を施さないと輝きが生まれませんが、自然のままでも美しいラフダイヤモンドがごく僅かですが存在します。

ダイヤモンドジュエリーの原点に触れることによって、ダイヤモンドの永遠の価値を感じて頂ければ幸いです。皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。

応募要項

テーマ

ラフダイヤモンドの美しさが引き出され、いつも身に着けられて、世代を超えて受け継がれてゆく『メンズのコーディネートされた2アイテム』のデザインを募集します。アイテムは絞りませんが、マッチングして身に着けられるアイテムを2つデザインしてください。未発表のデザインに限ります。

例:リング、ペンダント、ブレスレット、カフス、ネクタイピンなどから一緒に身に着けられるアイテムを2つ。

誰に、いつ、どういうシチュエーションで身に着けてもらいたいかを明記してください。

使用素材

ラフダイヤモンドは、以下の3種(a, b, c)のいずれかを使用してください。写真に表示されたラフダイヤモンドのサイズを考慮して『コーディネート2アイテム』のデザインをお考え下さい。原石は動画で全体像をご覧頂けます。ちなみに、それぞれ3個ずつテーマ石を用意してますが、2個以上を使って、2アイテムのデザインをお考えください。カフスなどを想定して各3石をご用意しました。

・ラフダイヤモンド以外の宝石素材の使用は自由です。
・使用貴金属は、プラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドとします。

A. ソーヤブル

A. ソーヤブル注1 3石

: 1.31ct (イエロー / アンゴラ産)
5.9 x 5.6 x 3.8 mm (扁平)
: 0.80ct (ホワイト / アンゴラ産)
5.6 x 5.5 x 5.4 mm (対角線)
: 0.81ct (淡いグリーン / アンゴラ産)
5.5 x 5.5 x 5.5 mm (対角線)

B. メイカブル

B. メイカブル注2 3石

: 1.05ct (透明 / アンゴラ産)
7.5 x 5.8 x 2.8 mm
: 0.78ct (グリーン / ロシア産)
5.8 x 5.0 x 2.4 mm
: 0.68ct (グリーン / ロシア産)
5.4 x 4.6 x 2.6 mm

C. メイカブル

C. マクル注3 3石

: 0.88ct (グリーン / ロシア産)
6.3 x 5.5 x 2.5 mm
: 0.90ct (グリーン / ロシア産)
6.0 x 5.7 x 2.7 mm
: 1.33ct (透明 / ロシア産)
6.9 x 6.5 x 3.1 mm

注1 ソーヤブル (Sawable) : 2つのピラミッドを合わせたような正八面体に代表されるダイヤモンドの原石です。この原石は比較的素直に結晶し、透明度が高いのが特徴です。宝石用原石の10~15%しかなく、効率よく研磨できる大変貴重なものです。

注2 メイカブル (Makeable) : 形は様々で、透明度の高いものから中級品質のものまであり、それぞれの形に合わせて研磨されます。原石の形が悪くても良質に仕上がるものがある一方、美しさに欠けるものが生まれることもあります。

注3 マクル (Maccle) : 三角形のダイヤモンド原石をマクルと呼びます。マクルは2つの結晶が成長過程で接合して出来た双晶で、側面にV字のヘリンボーン(杉綾模様)が見えます。

※ サイズ表記 : 長さ x 幅 x 厚み (正八面体のソーヤブルは対角線で計測)

原石下見会

パソコン画面上で見るだけでは、イメージを把握しづらいかと思われますので、今年も下記の日程で原石下見会を開催いたします。ダイヤモンド原石を手にとってご覧頂けます。各回10名様限定の予約制とさせて頂きます。eメール、又は、お電話にてお申し込みください。

なお、関西方面の方のために、5月中旬に行われるIJK (神戸国際宝飾展) の期間中、Roughdiamond.jp by Suwa のブースにて、コンテスト用の原石をご覧頂けるよう、担当が会場へお持ちいたします。ブースNo.が分かり次第、こちらのサイトでお知らせいたします。入場パスが必要ですので、お持ちでない方は、ご連絡下さい。お送りいたします。

下見会 @東京

日時 : 2017年 4/15 (土), 4/19 (水), 5/10 (水), 5/13 (土)
各日とも 13:00 - 13:30, 14:00 - 14:30, 15:00 - 15:30の3回

場所 : 諏訪貿易株式会社 本社
東京都千代田区平河町1-1-8 (東京メトロ 半蔵門駅1番出口より徒歩1分)

TEL : 03(5216)2812 (受付 : 平日10:00~17:00)

コンテスト担当 : 山崎まで (yamazaki☆roughdiamond.jp)
☆の部分に@を入れてください。

下見会 @神戸

日時 : 2017年5月17日 (水) 〜 5月19日 (金)
10:00〜18:00 (最終日は16時まで)

場所 : 神戸国際展示場
(ブースNo.は3月中旬に判明いたします。)

ブースが混み合っている場合もございます。なるべくご覧頂けるようにいたしますが、混雑の際はお待ち頂くことを何卒ご了承下さい。

応募方法

・デザイン画は1枚に1点を描いてA4サイズ (297 x 210 mm・余白不要) のイラストボードに貼って、ご応募ください。デザイン画は、必ず『縦(たて)』に描いてください。審査と返送 (ご希望の場合) をスムースに行うため、統一させて頂きます。ご協力をお願い申し上げます。

・デザイン画は全体像が掴めるものとします。A4サイズ1枚の中に多方向のデザイン画を入れるなどの構成は自由です。

・デザイン画は拡大して描いてもOKですが、その際は、必ず原寸大を製作指示書にお描き下さい。製作する際に重要になります。

・タイトル、デザインの意図 (構想)、製作にあたっての指示 (ディレクション) を必ずお書き下さい。デザイン画だけでなく、製作指示の内容も審査対象になります。

・下のボタンから応募用紙をプリントアウトし、1デザインにつき1枚ずつご記入下さい。

・応募用紙とデザイン画を同封し、下記住所へ郵便や宅配便で応募期間内にお送り下さい。

・応募用紙の2枚目はアンケート用紙になっております。ぜひともご記入頂けますようお願い申し上げます。なお、アンケートの内容は審査には全く影響しません。当コンテストを今後より良いものにしていくため、参加者の皆様の率直なご感想・ご意見をお伺いできれば幸いです。

応募用紙のダウンロード

送付先

〒102-0093 東京都千代田区平河町1-1-8
諏訪貿易株式会社 『ラフダイヤモンド ジュエリー コンテスト』係 宛

応募資格

・学生、一般(個人、グループ、法人)を問いません。ただし、応募にあたり、以下の『応募デザイン、および、作品の諸権利』に同意された方に限ります。

・お1人様、何点でもご応募いただけます。

応募料

無料 (ただし、応募にかかる費用と送料はご負担下さい。)

応募デザイン、および、作品の諸権利

応募デザインの諸権利は応募者に帰属するものとします。ただし、応募者は、このコンテストに関する広報活動のためのホームページ・新聞・雑誌などへの掲載に関する権利、最終審査に選ばれ製作された作品に関する権利は諏訪貿易(株)にある事を許諾するものとします。製作された作品を商品化する場合には応募者と協議の上、行うものとします。

応募デザイン画の返却

ご要望がない限り、返却はいたしません。デザイン画の返却を希望の方はレターパック360に返送先を明記の上、デザイン画と一緒に同封してお送りください。(費用 : ¥360-)

応募期間

2017年3月1日 (水) 〜 5月20日 (土) 消印有効

審査員

以下、5名の審査員が厳正に審査を行います。

露木 宏 氏、日本宝飾クラフト学院 理事長
菅原 晴子 氏、(社) 日本ジュエリーデザイナー協会正会員
大前 英史 氏、エディトリアルデザイナー 大前デザイン室代表
長嶋 泰子 氏、デザイナー (第3回当コンテスト最優秀賞受賞)
吉岡 千加子 氏、YSプランニング代表

審査基準

・ラフダイヤモンドの美しさが活かされているか
(To bring out the beauty of rough diamonds)

・独創性(Originality)

・着用性(Wearability)

・次の世代に受け継がれてゆく普遍性
(Universal design that will go beyond generations)

・製作指示の内容(Direction for manufacturing)

・個人に関する情報は全て伏せて審査を行います。

一次審査

応募期間終了後、3段階の審査を通して選考を行います。最初に5名の審査員が全応募作品のデザインと製作指示書に目を通して、上記審査項目を基準に、それぞれが良いと思うものを合計30作品選出します。次に、上記審査項目を基に、各審査員が選出した作品全てに点数を付けて行きます。その後、各審査員の点数を集計し、上位10作品を選出します。この時点で佳作以上が確定します。同点の場合もあるので、10点以上選出される場合もあります。(チャレンジデザイン賞は、この上位10点の中から協議により選出されます。) 最後に、審査員5名で協議を行い、製作作品3点 (入賞) を決定いたします。

一次審査結果発表

2017年6月1日 (木) 12:00
弊社サイト (www.suwagem.com/jp) にて
優秀賞3点 (作品製作) と佳作7点を発表いたします。佳作は一次審査の都合上、増える場合もございます。

最終審査

一次審査の後、1ヶ月余りの3作品製作期間を経て、審査員5名が投票・協議を行い、最優秀賞を決定いたします。他の2作品は優秀賞となります。

最終審査結果発表

2017年7月14日 (金) 11:00 弊社サイトにて発表いたします。チャレンジデザイン賞は最終審査結果と同時に発表いたします。

表彰式

2017年7月14日 (金) 17:15 東京 市ヶ谷 山脇ギャラリーにて

山脇ギャラリー
URL : www.yamawaki-gallery.com
TEL : 03-3264-4027
市ヶ谷駅より徒歩1分

賞・賞品

最優秀賞 : 1名 賞状、作品の写真、賞金 10万円
優秀賞 : 2名 賞状、作品の写真、賞金 3万円
佳作 : 7名 賞状、諏訪恭一の新著『宝石図鑑』注3
チャレンジデザイン賞 : 1名 賞状、賞金 1万円

注3『価値が分かる宝石図鑑』2015年12月に出版された弊社会長、諏訪の新著です。

ポスターのダウンロード

第8回 SUWAラフダイヤモンドジュエリーコンテスト2017 応募デザインと入賞作品展

コンテスト終了後、東京 市ヶ谷の山脇ギャラリーにて製作したジュエリー3点とすべての応募作品を展示いたします。初日にはシンポジウムと表彰式を実施する予定です。

日時 : 2017年7月14日 (金)〜7月19日 (水) 11:00-18:00 日曜休
場所 : 山脇ギャラリー
TEL : 03-3264-4027
市ヶ谷駅より徒歩1分

シンポジウムの開催
『ラフダイヤモンドジュエリーの魅力について』

山脇ギャラリーで行われる『第8回 SUWAラフダイヤモンドジュエリーコンテスト2017 応募デザインと入賞作品展』の初日に、上記をテーマにしたシンポジウムを開催いたします。入賞者、審査員、入賞作品製作者をパネリストに迎え、入賞作品とラフダイヤモンドジュエリーを手に取りながら、まだあまり世の中に出回っていないラフダイヤモンドジュエリーの魅力とデザイン・製作の難しさについて意見交換を行います。最後に質問の時間も設けます。奮ってご参加ください。

日時 : 2017年7月14日 (金) 16:00-17:00
場所 : 山脇ギャラリー
TEL : 03-3264-4027
市ヶ谷駅より徒歩1分

※ シンポジウムにつきましては、7月1日 (土) よりサイト上にて予約受付を開始いたします。

後援 : 山脇美術専門学校